【教育ニュースまとめ】2026年7月23日|教員の74.3%が「子どものほうが生成AIを使いこなす」と回答など5本

2026年7月23日の教育ニュース5選の図解:教員の74%が子どもの生成AI活用を実感・夏休みの自由研究にAI活用、視聴時間も注意・通級指導23万人、過去最多を更新・次期学習指導要領、授業時数削減を求める声・5歳児とRobloxで見えた子どものネット世界 ニュース

今日も全国の教育現場や家庭に関わるニュースをお届けします。今回は、子どもたちの生成AI活用の実態から、夏休みのデジタル環境との付き合い方、文部科学省の最新調査、そして次期学習指導要領を巡る議論まで、幅広いテーマが並びました。

特に印象的なのは、教員の7割以上が「子どものほうが生成AIを使いこなしている」と感じているという調査結果です。学校現場でのAI活用が、大人よりも子どもの側から進んでいる可能性がうかがえます。夏休みを迎えるこの時期、デジタル機器との付き合い方を見直すヒントになるニュースも合わせてご紹介します。

この記事を読めば、今日押さえておきたい教育ニュースの要点が3分でわかります。それぞれのニュースが家庭にとってどんな意味を持つのか、一緒に考えていきましょう。

2026年7月23日の教育ニュース5選の図解:教員の74%が子どもの生成AI活用を実感・夏休みの自由研究にAI活用、視聴時間も注意・通級指導23万人、過去最多を更新・次期学習指導要領、授業時数削減を求める声・5歳児とRobloxで見えた子どものネット世界

今日のポイント

  • 教員の74.3%が「児童生徒のほうが生成AIを使いこなしている」と回答
  • 夏休みの自由研究へのAI活用や動画視聴時間について、Googleが見守りのヒントを紹介
  • 通級による指導を受ける児童・生徒が23万人を超え過去最多に
  • 次期学習指導要領の「調整授業時数制度」に対し、研究者から時数削減を求める声
  • 5歳児とRobloxを始めた保護者の体験から見える、子どものネット世界のリアル

教員の74.3%が「子どものほうが生成AIを使いこなす」と回答

ジブラルタ生命保険が全国の小・中・高校、特別支援学校に勤務する教員2,000名を対象に行った「教員の意識に関する調査2026」で、74.3%の教員が「児童生徒のほうが生成AIを使いこなしている」と回答したことがわかりました。学校でAIリテラシー教育の整備が進む一方で、実際の活用スキルでは子どもたちが先を行っていると感じる教員が多いようです。家庭でも、子どもが大人より先にAIツールに親しんでいるケースは少なくないでしょう。使い方を一方的に教える立場ではなく、子どもと一緒に試しながら向き合う姿勢が、これからの家庭には求められそうです。

出典:こどもとIT「教員の74.3%が「児童生徒の方が生成AIを使いこなしている」と回答、ジブラルタ生命調べ」

夏休みの自由研究にAI活用、動画の見すぎ対策も

夏休みシーズンを迎え、こどもとITがGoogleへの取材をもとに、家庭でのデジタル活用と見守りのヒントを紹介しています。自由研究などの学びの場面でAIを活用する一方、ゲームや動画の長時間視聴が気になる家庭も多いという背景があります。夏休みは普段より子どもがデジタル機器に触れる時間が増えやすい時期です。「使わせない」ではなく、学びに生かす場面と休む場面のメリハリをどうつけるか、家庭内のルールを親子で話し合い直す良い機会と言えそうです。

出典:こどもとIT「AIで自由研究、YouTubeの見すぎ対策も Googleに聞く夏休みのデジタル活用と見守り」

通級による指導、23万人超で過去最多に

文部科学省の調査により、令和6年度に小・中・高校で通級による指導を受けた児童・生徒が23万405人となり、前年度から2万7,029人増加したことがわかりました。全児童・生徒に占める割合は1.9%で、人数・割合ともに過去最多です。通級指導は、通常の学級に在籍しながら障害の特性に応じた指導を別途受ける仕組みで、増加の背景には特別な支援を必要とする子どもへの理解や制度の広がりがあると考えられます。わが子の学びやすさを考えるうえで、こうした支援の選択肢が身近な学校にどれだけ整っているか、知っておく価値がありそうです。

出典:日本教育新聞「通級指導23万人 過去最多 全児童・生徒の1・9% 文科省調査」

次期学習指導要領の新制度、研究者は「時数削減こそ必要」と会見

東京学芸大学の大森直樹教授らが記者会見を開き、次期学習指導要領で導入予定の「調整授業時数制度」について、教員や児童・生徒の負担軽減の観点からは標準授業時数そのものの削減が必要だとの見解を示しました。授業時数を巡る制度設計は、学校の教育課程編成のあり方に直結するテーマです。子どもたちの1日あたりの授業時間や宿題量、放課後の過ごし方にも関わってくる可能性があり、今後の議論の行方は家庭にとっても見逃せないポイントです。

出典:日本教育新聞「調整授業時数制度より時数の削減を 研究者ら会見」

5歳児とRobloxを始めてわかった、子どものネット世界のリアル

こどもとITに、5歳の息子と一緒に人気ゲーム「Roblox(ロブロックス)」を週に何度もプレイしているという保護者による体験レポートが掲載されました。名前は知っていても実態はよく知らないという大人も多いRobloxですが、実際に親子で遊んでみることで見えてくる子どものネット世界があるといいます。子どもが夢中になっているデジタルコンテンツを保護者自身が体験してみることは、リスクを知るだけでなく、子どもとの会話のきっかけにもなりそうです。

出典:こどもとIT「5歳児とRobloxを始めたら、子供のネット世界が見えてきた」


編集部の視点

今日のニュースを横断して見えてくるのは、「AIやデジタルとの距離感は、大人よりも子どものほうが先に縮まっている」という現実です。生成AIも、ゲームやネットの世界も、家庭が一方的にルールを押し付けるだけでは追いつきません。通級指導の広がりや授業時数を巡る議論も含め、学校任せにせず、家庭でも子どもの学びや環境の変化にアンテナを張っておくことが大切だと感じます。まずは今日の話題を、夕食時などに親子で話してみてはいかがでしょうか。

監修:小牧健也(Investure編集長)

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