おはようございます。今日も教育ニュースを3分でチェックしていきましょう。本日は、次の学習指導要領改訂に向けた動きを占う「探究的な学び」をテーマにしたセミナーの開催情報と、全国の学校でICT活用イベントが広がっている動きの2本をお届けします。
大きな政策発表や制度変更があった日ではありませんが、どちらも「これからの学校教育がどこに向かうのか」を考えるヒントになる話題です。次期学習指導要領のキーワードとして注目される「探究的な学び」、そして学校現場でのICT活用の広がり。この2つの視点から、今日は家庭でできることを一緒に考えてみたいと思います。
教育ニュースというと、大きな制度改革や統計発表が話題になりがちですが、実際には今日のような「小さな動き」の積み重ねから将来の変化が見えてくることも少なくありません。派手さはなくても、知っておくと数年後に「なるほど、あの頃から兆しがあったのか」と思えるような情報を、今日も丁寧に拾っていきます。

今日のポイント
- 次期学習指導要領を見据え、「探究的な学び」をテーマにした無料セミナーが8月6日に東京・秋葉原で開催されます
- LoiLoが主催する「ロイロ授業フェス2026」が7月18日に開幕。9月まで全国各地で学校・教員コミュニティ主体のイベントが展開されます
次期学習指導要領のカギは「探究的な学び」? 教育団体がセミナー開催
日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、スズキ教育ソフトの協賛により、無料セミナー『次期学習指導要領を見据えて「今」必要な探究的な学びを考える』を、8月6日に東京・秋葉原で開催すると発表しました。
背景には、次の学習指導要領改訂に向けて、教育関係者の間で「探究的な学び」のあり方への関心が高まっていることがあります。こうしたテーマを掲げたセミナーが企画されること自体が、今後の学校教育の方向性を占う一つのサインといえそうです。
保護者としては、今すぐ何かが変わるわけではありませんが、「探究的な学び」が今後さらに重視されていく可能性がある、という流れだけは頭の片隅に置いておくとよさそうです。「なぜだろう」「もっと知りたい」と子どもが感じたことを一緒に調べたり話し合ったりする、家庭での何気ない会話の積み重ねが、こうした学び方の土台になっていくのではないでしょうか。
出典:ICT教育ニュース「JAPET&CEC、無料セミナー『次期学習指導要領を見据えて「今」必要な探究的な学びを考える』東京・秋葉原で8月6日開催」
全国の学校でICT活用イベントが拡大、先生同士の学び合いも活発に
教育ICTツール「ロイロノート」を手がけるLoiLoは、7月18日に「ロイロ授業フェス2026」を開幕しました。全国の学校や先生コミュニティが主催する教育イベントを支援する取り組みで、7月17日時点ですでに14都道府県での開催が決まっており、9月にかけて全国各地に広がっていく予定です。
背景にあるのは、学校現場でのICT活用が一過性のものではなく、先生同士が実践を持ち寄り学び合う文化として根づきつつある流れです。特定の地域だけでなく全国規模でこうした動きが広がっている点は、教育現場の変化の速さを感じさせます。
保護者にとっては、子どもの通う学校でもICTを使った授業の工夫が進んでいるかもしれない、という視点を持つきっかけになりそうです。学校からのお便りやタブレット活用の様子など、身近なところから変化を感じ取ってみるのもよいかもしれません。先生たちが地域を越えて実践を学び合う環境が広がることは、巡り巡って子どもたちが受ける授業の質にもつながっていく話といえるでしょう。
出典:ICT教育ニュース「LoiLo、「ロイロ授業フェス2026」7月18日開幕 9月まで全国各地で開催」
編集部の視点
今日ご紹介した2つの話題に共通するのは、「変化はある日突然やってくるのではなく、少しずつ積み重なっていく」ということです。次期学習指導要領の議論も、全国的なICT活用の広がりも、今日明日で家庭の対応を変える必要があるものではありません。ただ、こうした小さな動きの積み重ねが数年後の学校教育の姿をかたちづくっていきます。日々のニュースを大きく捉えすぎず、でも見過ごさず、家庭の中で「へえ、そうなんだ」と話題にするところから始めてみませんか。教育政策やEdTechの動向は、専門的で縁遠く感じられることも多いですが、こうして小さな一歩ずつ追いかけていくことで、子どもの数年後の学びの姿を、少し先回りしてイメージできるようになるはずです。
監修:小牧健也(Investure編集長)


