おはようございます、Investure編集部です。今日は、夏休み期間中の家庭に関わるニュースが目立ちました。宿題への生成AI活用について保護者の意識を尋ねた調査、学童保育での過ごし方に対する保護者の不安、そして学校現場の変化として部活動改革をめぐる議論、さらに子どもを詐欺被害から守るための教材配布と、テーマは多岐にわたります。
共通して見えてくるのは、「家庭の外で子どもがどう過ごしているか」を保護者がこれまで以上に気にかけている、という空気です。AIという新しい道具との付き合い方も、学童や部活動といった昔からの居場所も、今、あらためて見直しの時期に差し掛かっているのかもしれません。
この記事を読めば、今日押さえておきたい教育ニュースの要点が3分でわかります。気になるトピックから、ぜひ読んでみてください。

今日のポイント
- 宿題への生成AI活用「アリ」と答えた保護者は4割、自由研究では7割が許容と回答
- 学童保育での過ごし方について、小学生保護者の約8割が不安を感じていると回答
- スポーツ庁長官が部活動改革について講演し、「今着手しなければ手遅れ」と危機感を表明
- 神奈川県が特殊詐欺・闇バイトから子どもを守る教材を県立高校165校に無償配布
宿題への生成AI活用「アリ」は4割、自由研究は7割超が容認
株式会社SHIFT AIは、小学1〜6年生の子どもと同居する保護者722名を対象に、夏休みにおける子どもの生成AI利用に関する調査を実施し、2026年7月24日に結果を発表しました。それによると、宿題への生成AI活用を「アリ」と答えた保護者は4割、自由研究については7割が許容すると回答したとのことです。夏休みの宿題は例年、親子で頭を悩ませるテーマですが、そこに生成AIという新しい選択肢が加わり、保護者の受け止め方が分かれ始めている様子がうかがえます。宿題と自由研究とで許容度に差が出ている点も興味深く、「答えを写すこと」と「考えを広げる道具として使うこと」を、保護者自身がどう線引きするかが、今後の家庭内ルールづくりの鍵になりそうです。
出典:こどもとIT「宿題にAI「アリ」は4割、自由研究は7割が許容 SHIFT AIが小学生の保護者722名に調査」
学童保育の「過ごし方」、保護者の約8割が不安を実感
保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」(運営:明日香)が、小学1〜6年生の子どもが学童保育を利用している保護者を対象に実施した調査で、約8割が「学童での過ごし方」に不安を感じていると回答したことが、2026年7月23日に発表されました。夏休みは学童保育で過ごす時間が長くなる家庭も多く、学校のように日々の様子が見えにくいことが、保護者の不安につながっていると考えられます。共働き家庭が増える中、学童保育は多くの家庭にとって欠かせない存在になっている一方で、「どんな時間を過ごしているのか分かりにくい」という声が根強いことがうかがえる結果です。園や学童からの情報発信のあり方も、今後注目されるポイントになりそうです。
出典:ICT教育ニュース「小学生保護者の約8割が「学童での過ごし方に不安」と回答 =明日香調べ=」
部活動改革は「待ったなし」、スポーツ庁長官が危機感を表明
スポーツ庁の河合純一長官は2026年7月24日、都内で部活動改革についての講演を行い、「今この改革に着手しなければ手遅れになる」と述べました。教員の働き方改革や少子化などを背景に、子どもたちが10年、20年先も継続してスポーツに親しめる環境をどう残すかという課題意識が語られています。部活動は多くの家庭にとって、子どもの放課後の過ごし方や友人関係、進路選択にも関わる身近な存在です。地域移行をはじめとした改革が進む中で、送迎や費用負担の変化など、家庭側にも影響が及ぶ可能性があります。学校任せにせず、家庭としても今後の動向を追っておきたいテーマです。
出典:日本教育新聞「スポーツ庁長官が部活動改革について講演 部活動の現状に危機感」
特殊詐欺・闇バイトから子どもを守る教材、県立高校165校に配布
一般社団法人HASSYADAI socialが提供する消費者教育教材『騙されない為の教科書』が神奈川県教育委員会に採択され、県立学校165校・11万6,390人の高校生に無償配布されることが発表されました。闇バイトや特殊詐欺といった、若者が加害者にも被害者にもなり得る問題から子どもを守ることを目的とした教材です。近年、こうしたトラブルは学校だけでなくSNSやアルバイト探しの延長線上で子どもに近づいてくることが指摘されており、家庭での会話の機会としても意識しておきたい内容です。神奈川県の取り組みは、他の自治体でも同様の教育が広がっていくかどうかを占う事例としても注目されます。
出典:こどもとIT「神奈川県、県立学校165校に『騙されない為の教科書』を配布」
編集部の視点
今日のニュースを並べてみると、「子どもが親の目の届かない場所でどう過ごしているか」への関心の高まりが共通して見えてきます。AIとの付き合い方、学童での時間、部活動の未来、そして詐欺被害からの防御。どれも一朝一夕に答えが出るテーマではありませんが、まずは家庭の中で「うちはどうする?」と話す時間を持つことが、変化の激しい今だからこそ大切なのではないでしょうか。ニュースを知ること自体が、その最初の一歩になればと思います。
監修:小牧健也(Investure編集長)


