【教育ニュースまとめ】2026年7月26日|指先の感覚を育てる「コグトレ」教材が無料公開など2本

2026年7月26日の教育ニュース2選の図解:指先の感覚を育てる教材が無料公開・対話で子どもの力を育てる実践報告完結 ニュース

おはようございます。Investure編集部です。今日は週末明けということもあり、教育系メディアからの更新は普段より少なめでしたが、その中でも学校現場でのきめ細やかな取り組みを伝える2つのニュースが目にとまりました。にぎやかな政策発表や新サービスの話題こそありませんが、子ども一人ひとりの学びを支えようとする現場の姿勢が感じられる日でした。

1つ目は、指先を使う体の感覚を育てるための無料ダウンロード教材のご紹介です。学習に特別な配慮が必要なお子さんも含め、幅広い学年で使える内容になっているようです。2つ目は、学校での「対話」を通じて子どもたちのコミュニケーション力を育てる取り組みについて、1年間にわたる連載企画の最終回として振り返る特別対談です。

どちらも派手な制度変更のニュースではありませんが、日々の学びの質を少しずつ高めていこうとする学校現場の工夫が伝わってくる内容です。「教材選び」と「子どもとの関わり方」という、ご家庭でもすぐに参考にできそうな視点が含まれています。3分ほどで、今日押さえておきたいポイントを一緒に確認していきましょう。

2026年7月26日の教育ニュース2選の図解:指先の感覚を育てる教材が無料公開・対話で子どもの力を育てる実践報告完結

今日のポイント

  • 指先を使う体の感覚を育てる「コグトレ」教材の最新回が、無料ダウンロードプリント付きで公開されました。
  • 学校での対話を通じてコミュニケーション力を育てる1年間の連載企画が、校長先生との特別対談で完結しました。

指先の感覚を育てる「コグトレ」教材、無料公開

「コグトレ」と呼ばれる、子どもの認知機能や身体感覚を育てるための教材シリーズで、指先を使って物と自分の体の感覚を育てるテーマの第16回が公開されました。設楽由紀子氏によるこの回では、無料でダウンロードできるプリント教材が用意されており、小学1年生から6年生まで幅広い学年で活用できる内容となっています。学習面で特別な配慮が必要なお子さん向けの分類でも紹介されていることから、体の使い方や指先の感覚に苦手さを感じるお子さんへの支援を意識した教材だと考えられます。連載が16回まで続いていることからも、学校現場で継続的に取り組まれているテーマだとうかがえます。「グレーゾーン」に該当するお子さんに向けた分類でも紹介されている点は、学習面で特別な配慮を必要とするお子さんを持つご家庭にとって、見逃したくない情報かもしれません。宿題や自主学習の合間に取り入れられる無料教材として、お子さんの得意・不得意に合わせて試してみる価値がありそうです。

出典:みんなの教育技術「「コグトレ」で身体感覚を育てよう〔Ⅱ物と自分の身体(指先を使う)〕#16【ダウンロードプリント付】」

対話で子どもの力を育てる実践、1年間の報告が完結

愛媛県松山市立道後小学校の佐藤郁子校長と、教育実践家の菊池省三氏による特別対談が公開されました。これは、子どもたちの「コミュニケーション力」を育てる菊池氏の実践を3つの学校で1年間追いかけてきた連載企画の最終回にあたるものです。学級での対話や協働的な学びを重視する取り組みを、複数の学校で継続的に実践し、その様子を年間を通じて記録・共有してきた点が特徴です。連載では実践に取り組む学校の授業の様子や子どもたちの成長を追いかけてきたとされており、1年という長い期間をかけて丁寧に見届けてきた企画であることがうかがえます。子ども同士が意見を交わし、対話を通じて考えを深めていく学び方は、学校だけでなく家庭での関わり方にもヒントを与えてくれそうです。お子さんの話にじっくり耳を傾け、一緒に考える時間を持つことの大切さを、あらためて感じさせてくれるニュースです。

出典:みんなの教育技術「<連載> 菊池省三の「コミュニケーション力が育つ年間指導」第2部・学校づくり編 #9(最終回) 対談・菊池省三×佐藤郁子「コミュニケーション力を育てる学校経営」」

編集部の視点

今日ご紹介した2つのニュースは、どちらも「一人ひとりの子どもに合わせた学びをどう支えるか」という視点でつながっています。指先の感覚を育てる教材も、対話を通じたコミュニケーション力の育成も、派手な制度変更ではなく、日々の積み重ねの中で子どもの力を伸ばしていこうとする取り組みです。学力そのものだけでなく、体の感覚や人との関わり方といった、テストの点数には表れにくい部分にも学校が丁寧に目を向けていることが伝わってきます。ご家庭でも、お子さんの得意・不得意やその日の様子に目を向けながら、無理のないペースで学びをサポートしていく視点を持っておきたいですね。


監修:小牧健也(Investure編集長)

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