夏休みが始まり、家庭学習のリズムづくりに悩むご家庭も多い時期ではないでしょうか。今日の教育ニュースまとめでは、そんな夏休みだからこそ試したい「親子での生成AI活用」の話題と、全国学力テストの結果公表や英語力向上、教科書のデジタル化を巡る動きなど、先週の教育業界ニュースの振り返りをお届けします。どちらも、家庭のこれからの学び方を考えるうえでヒントになりそうなテーマです。
生成AIは学校の授業だけでなく、夏休みの自由研究や創作活動でも活用が広がりつつあります。子どもの発想を広げる相棒として使えるのか、それとも思考を奪ってしまうのか、家庭ごとに向き合い方が問われる場面が増えてきました。一方で、全国学力テストの結果や英語力に関するニュースは、目の前の宿題や成績だけでなく、お子さんの学びを長期的な視点で捉えるための手がかりになりそうです。
この記事を読めば、今日押さえておきたい教育ニュースの要点が3分でわかります。気になるトピックから読み進めてみてください。

今日のポイント
- 夏休みは親子で生成AIに挑戦するチャンス。自由研究や創作活動での活用法が紹介されています
- 先週は全国学力テストの結果公表や英語力向上、教科書のデジタル化を巡る動きなど、教育業界のニュースが相次ぎました
夏休みは親子で生成AIに挑戦を——自由研究や創作活動での活用法
教育ICTメディア「こどもとIT」が、夏休みに親子で試したい生成AI活用法を特集し、自由研究のテーマ探しから創作活動まで幅広い活用例をまとめて紹介しました。夏休みは、普段の学校生活ではできない体験に取り組める貴重な期間です。そんな時期だからこそ、生成AIを子どもの発想を広げる相棒として使ってみようという提案です。学校現場でも生成AIパイロット校を中心に授業での活用が広がりつつあり、教員向けの活用セミナーが開かれるなど、家庭の外でも取り組みが進んでいます。こうした動きは、家庭での生成AIへの関心の高まりとも無関係ではなさそうです。保護者としては、答えをそのまま写させるのではなく、AIとのやり取りを通じて「なぜそう考えたのか」「他にどんな見方があるか」を親子で話し合う時間として活用できるかどうかが、夏休みの学びを実りあるものにするポイントになりそうです。使う場面と使わない場面を家庭でゆるやかに決めておくことも、安心して試すための一歩になるかもしれません。
出典:こどもとIT「【保存版】夏休みに親子で試したい生成AI活用、自由研究から創作までまとめて紹介」
全国学力テストの結果公表、英語力向上や教科書デジタル化も——先週の教育ニュースを振り返る
教育ニュースサイト「リシード」が、先週(2026年7月13日〜17日)に公開された記事を振り返るまとめ記事を配信しました。取り上げられたのは、全国学力テストの結果公表、中高生・教員の英語力向上、そして紙とデジタルを併用する「ハイブリッド教科書」について望ましい割合は紙がデジタルを上回るという調査結果、私立大学の公立化や大学発ベンチャーの表彰など、複数のトピックです。学力調査や英語力、教科書のあり方は、それぞれ独立したニュースに見えても、文部科学省が進める教育政策の方向性を映す指標として注目されています。特に教科書について紙を望ましいとする声がデジタルを上回ったという結果は、学校のICT化が進む一方で、紙ならではの学びやすさも根強く支持されていることをうかがわせます。詳しい数値や分析は個別の記事で今後確認する必要がありますが、「学力」「英語力」「教科書のデジタル化」という3つのキーワードは、これからの学校教育がどう変わっていくのかを考えるうえで、保護者としても押さえておきたい視点といえそうです。
出典:リシード「全国学力テスト結果公表、中高生・教員の英語力向上…教育業界ニュースまとめ読み」
編集部の視点
今日のニュースを通じて見えてくるのは、生成AIが学校の授業を飛び越えて夏休みの家庭学習にまで浸透しつつあるという流れと、学力・英語力・教科書という教育の「土台」を巡る議論が並行して進んでいるという二つの潮流です。新しい技術を柔軟に取り入れつつも、学力調査のような客観的な指標や、紙とデジタルそれぞれの良さにも目を配ることで、お子さんの学びを一面的に捉えずに済むのではないでしょうか。生成AIも教科書のデジタル化も、「導入するかどうか」ではなく「どう組み合わせれば子どもにとって一番学びやすいか」を考える段階に入ってきているように感じます。この夏は、生成AIを使う・使わないという二択ではなく、親子で対話しながら「どう付き合うか」を考える機会にしてみてください。
監修:小牧健也(Investure編集長)


